
私の父はこんな人
- 劣等感が強い
- どっちが上か下か、常に自分と他人を比べている。
- 挫折に弱く、傷つくと諦めてしまう
- 理想の自分ほうが好き。等身大の自分と向き合えず、好きになれない
- 自分を満足させてくれないと怒ってしまう。
- 大きく見せたいという願望が強い
常に比較 どっちが上か下か
子供の頃に勉強ができたので勉強ができない同級生を馬鹿にしていたらしいです。押し入れからでてきた父の小学生時代の通知表には「そんなことばかりしていると友達ができませんよ」と担任からのコメントが残っていました。

俺のほうが上!
小学生時代まではエリート気分で過ごしていました。体が丈夫で勉強ができたので親の期待の星です。特別な子として育てられました。
自分のほうが下だと挽回できない
父は偏差値70以上の新御三家の難関中学校に合格しますが、同級生みんな勉強ができて当たり前の環境に落ちこぼれてしまいます。
現実が思い通りにならなくなってしまってから自分が無能に思えるようになってしまったのです。
父は文系男子で大の歴史好きでした。祖母は東大を卒業して超エリートになってほしいと息子に期待をかけていましたが、本人はそう思っていませんでした。難関中学校に入学し、自分には超エリートの道は無理だと思ったのです。

将来は教員になって社会科を教えたい。
親に自分の夢を否定され、さらに馬鹿にされてしまい、すぐに諦めてしまったのです。
大学卒業後は信用金庫に就職します。でもやりたい仕事ではなく、税理士の資格勉強をしますが、それもすぐに諦めてしまいました。
つまり自分の人生を挽回しようと思えない人になってしまったのです。
俺を満足させろ!
母と結婚しますが、父にとって母が「妻はこうあるべき」という理想から外れていることが許せなかったようです。
- 俺を満足させるのが妻の役割。
- それができない妻は生産性がないから価値がない。
- 俺を満足させられないなら出ていけ!
また母も自己愛性パーソナリティー障害です。自分以外の人間が自分と違う考え方をすること、感情を持っていることがわかりません。また、他者は自分を支えてくれて当たり前の存在と思っていて、結婚相手となる男性も私を幸せにしてくれて当然と思っているのです。
双方が他者は自分のために何かをしてくれて当たり前と思っているので、お互いに思いやりがなく、うまくいかないのです。両親は離婚しなかったものの家族としては機能していませんでした。
俺だってすごいんだぞ!
父の親戚は超エリートばかり、親戚からも相手にされません。

父はいつも劣等感に埋もれていて、現実の自分を思うと辛いので心の中に住んでいる理想の自分をいつも羨んでいるように見えました。
父は安月給で4人家族の大黒柱であることにいつもプレッシャーを感じていました。いつもお金の心配をしていて、どんな話をしていてもやがてお金の話にすり替わってしまい、会話をしていても楽しくありませんでした。
祖父が亡くなり、まとまった財産が振り込まれ、急に自分が強くなったように思えたのでしょう。

俺、金持ってるもん
悲しむどころかむしろ喜んでいるように見えました。しがないサラリーマンから急に億男になった父は急に自分が偉くなったように思ったのでしょう。

しょうもないな…だって実力じゃないじゃん
なぜ自己愛性パーソナリティー障害になってしまったのか
もともと本人が持っている器質的なものと家庭環境が影響して自己愛性パーソナリティー障害になったのでしょう。
特別な子
祖母は学歴コンプレックスだったので勉強ができる息子に期待をかけ、「特別な子」として育てたので、他人とのかかわりを必要としないで生きてこれたのです。相手の気持ちを考えず勉強ができない子を馬鹿すると気持ちがよかったのです。
でも同級生みんなが優秀という環境に身を置くと「できる自分」というイメージが崩れうまいかないことが増えてしまったのです。それから生きにくさを感じながら生きているのです。
まとめ
自己愛性パーソナリティー障害は原因ははっきり特定できないですが、環境は大いに関係すると思っています。私も2児の母なので、反面教師として家族を振り返るのはとても意味のあることだと思っています。
また夫婦とはとても難しいものだと実感することがあります。相手を変えようとせず、自分が変わる柔軟性と努力が特に必要なこともあると思っています。それなのにお互いに自己主張してばかりいては家族として成り立ちません。
まずは生きにくさの自覚をして、心療内科や保健センターなど相談できる期間を訪ねてみることが有効なんだと思うのですが…なかなかそうはいかないですね。残念ながら…



コメント