
私の姉は自己愛性パーソナリティー障害を絵に描いたような人です。
- 等身大の自分が好きになれない
- 深い人間関係が築けない
- 病気を治そうとしない
- メンタルがいつも安定しない
コンプレックス
高身長、目立ちたくない
姉は180cm近く身長があります。幼少期から高身長で、同級生と並ぶと頭一つ以上身長差がありました。大人しく内気で、目立つことが嫌いな性格のため背中を丸めて歩いていました。思春期になると着たい服があっても着れる服がなく、お洒落したくてもしようがない…辛かったと思います。
等身大の自分はコンプレックスが強く、向き合うことができず受け入れられないように見えました。また理想の自分にこだわっていました。
「本当の私はこんなんじゃない」
等身大の自分を馬鹿にされるのが嫌で他者との接触を控えているように見えました。なのでいつも一人でいることが多かったです。
周囲がうらやましい
両親は不仲でいつも家の中はピリピリ状態とバチバチ状態です。
母の毎日永遠と語られる父と父の家族の悪口と愚痴をやめてほしくても両親も自己愛性パーソナリティー障害なので娘がどんな思いでいようがお構いなしです。
我が家は貧乏だったのでお金のことで両親が喧嘩になることもあり、欲しいものがあってもおねだりできる家庭環境ではありませんでした。
周囲の子は自分と違ってお洒落で、家族も仲が良くて悩みがなさそうで楽しそう…そう思うと自分がみじめに思えたのかもしれません。クラスの子とは誰とも関係が築けず、不登校気味でした。
アトピー性皮膚炎の悪化
姉は母のことがとても大好きで、母の言うことに小さいころから純粋に従ってきたように思います。ですが、母は自己愛性パーソナリティー障害なので自分以外の人間が自分と同じように感情や考えを持っていることがわかりません。完全に母の奴隷状態で、共依存関係です。でも自分の気持ちを分かってもらいたい、自分に注目してもらいたい…そんな気持ちで肌を掻き続けて今ではアトピー性皮膚炎をこじらせてしまい、重症アトピーの支援を受けるほど悪化してしまいました。
治そうとしない
アトピー性皮膚炎は子供の時はさほどひどくありませんでした。ですがストレスを感じると搔きむしっていました。私には両親へのアピールに見えました。
「誰のせいでこんな体になったと思ってるんだ!」
よく怒っていましたが、両親は姉の気持ちに気づくことができません。でも姉は自分の気持ちにいつか気づいてくれると信じて掻き続けているのだと思います。
アトピーが治ってしまったらどうしよう…
- 「アトピーだから勉強しなくていい」
- 「アトピーだから学校にいけない」
- 「アトピーだから友達ができなくてもしょうがない」
- 「アトピーだから(妹を)なぐってもいい」
アトピーだからしかたがないとよく言っていました。姉にとってアトピー性皮膚炎は逃げ道にもなっていました。
アトピー性皮膚炎が治ったら、体中の傷が治って痛みから解放されたり、掻くことによる寝不足からも解放されるのだと思います。でも彼女の心の中では治ってしまったらどうしよう…という不安があるのです。
逃げ道がなくなる…
母からの注目がなくなってしまう…
治したくても治せない…
- 「常に注目の的でありたい」という気持ちが、体の病気や症状を生み出したり、悪化させてしまうこともあります。
- 多くの場合、仮病とは言いませんが、みんなに心配され、注目される状態を手放したくないという思いが、治癒を遠ざけている可能性はあります。
暴力
姉のストレスは常に妹の私に向いてきました。
私が歩いているだけで
「むかつくんだよ!」
と言っていきなり殴ってきたり、逃げても追いかけて殴る蹴るを毎日続けました。
暴力は常に両親不在時や同じ空間にいない時に起こりました。
両親は「見てないからわからない」といって間に入ってくれませんでした。家も狭く部屋は姉と同じで、夏休みなど長期休みは地獄でした。
私は今は実家を出ているので姉と距離があるのでもう暴力を受けることはありません。両親には身体的暴力はないそうですが、常に不機嫌をアピールしており、姉の気に入らないことを少しでも言うと大声で怒鳴ったり、精神的なストレスを両親に与えているそうです。
不安定なメンタル
姉は思春期から拒食と過食を繰り返しています。また、就職しており同じ職場でずっとまじめに働いていますが、メンタルの具合が悪くなって以前会社を3か月休んだこともあります。診断は聞いていませんが、メンタルに浮き沈みが激しく、頑張れるときは頑張れるけど、落ち込んだ時はどん底まで落ちてしまうのです。

本人が心療内科を受診していないので診断はありませんが、私は非定型うつ病だと思っています。
また、気に入らないことを少しでも家族が口にすると大声で怒鳴ったりと安定しないのです。
なぜ自己愛性パーソナリティー障害になってしまったのか
なぜ姉は自己愛性パーソナリティー障害になってしまったのか…原因ははっきり断定できないですが、本人がもともと持っている器質に加えて、子供の頃に母に共感してほしい気持ちを共感してもらえなかったからだと思うのです。
- 「お母さん大好き」
- 「お父さんの悪口、お父さんの家族の悪口をやめてほしい」
- 「子供の私たちにお金のことを言わないでほしい」
- 「もっと私のことを見てほしい」
というそんな純粋な気持ちに母が共感していればもしかしたら現状は違ったかもしれません。
まとめ
私の母は自己愛性パーソナリティー障害なので自分以外の人間が自分と違う考えや感情を持っていると思っていません。母からすると私は子供から愛されて当然、子供は私に尽くして当たり前と考えているので娘の「お母さん大好き」という純粋な気持ちに気づいてやれないのです。
これだけ姉のことを書いてみると、生育によって人生を棒に振ってしまっているのが悲しいです。
姉も早くそれに気が付いて母からの共感を諦めて、自分を大切にし、等身大の自分を受け入れられれば良い人生を送れるのに…そう思うのですが、残念ながらうまくいかないのです。



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