
毒親は世代間ループすると言います。私の毒親のルーツはどこの代から始まったのかわかりませんが、私の知るところは祖母です。
参考図書:嫌いな親との離れ方 大人の親子カウンセラー川島宗照 スバル舎
祖母のコンプレックス
祖母は5人兄弟の長子です。貧乏だったので勉強させてもらえず、食い扶持を減らすため20歳で結婚させられました。でも祖母の末の弟は東大卒業後、上級公務員となり、出世して高等裁判所長官にまで上り詰めました。
私だって勉強したかった…
悔しい思いをした祖母は学歴がないことがコンプレックスになってしまったのです。
父のコンプレックス
祖母は息子に期待をかけるようになりました。父は勉強ができたので偏差値70以上の進学校へ進学を果たしますが、うまくいきませんでした。同じように勉強ができる子たちがいっぱいいる環境に付いていけず、どんどん落ちこぼれてしまったのです。祖母は父に東京大学や一橋大学を出て超一流エリートになってほしかったので、父は祖母の期待に応えられず、どんどんダメ人間扱いになっていきます。
これまでのお袋(祖母)の言うことを素直に聞いてきたのに全てうまくいっていない…
一時期うつ状態になりひきこもりになったこともあったそうです。そんな中でも歴史という歴史が大好きだった父は社会科の教師(地方公務員)になりたかったそうです。ですが…

「お前なんか地方公務員になればいいんだよ!」

お袋に罵られた…やりたい仕事を馬鹿にされた。もうなんでもいい。。。
プライドを傷つけられ志を曲げてしまった父は夢を諦めてしまいました。たまたま採用を受けた信用金庫へ就職します。しかし、やりたかった仕事ではないし、向いていない…。
世間体のため母と結婚をしましたが、幸せは感じられなかったようです。
そして平成不況の時代になり、どんどん悪いほうへ進んでいく人生…
母が言うには「信用金庫があぶない」という本が出版されたそうです。それから父が経済的な不安で頭を抱える姿が増えたと聞かされています。

えみえみは地方公務員になるのが絶対にいい!
俺の失敗談から言えば絶対に間違いない!
父は私にしつこく「公務員になりなさい」というようになります。私は小学校で将来の夢を書いて文集に載せることがありましたが、全て「公務員」と書かされました。
そんなものは自分の夢ではなく「父の夢」です。

ほかの子はサッカー選手になりたい、アイドルになりたいなど自由に自分の夢を載せられていいな…私には自由な夢を思い描く自由がなくてつまらない…。
私が文集に載せた将来の夢は地方公務員でしたが、実際にそうはなりませんでした。自分の将来に希望が持てず、これから自分が生きていく方向がわからなくなってしまったのです。結局高校卒業後になったのはニートとフリーターでした。
まとめ
自分のコンプレックスを自分の子供たちに押し付けても結局うまくいきません。自分のコンプレックスは、自分でちゃんと向き合って、自分で解決していくしかないですよね。
父も祖母に期待されて辛かったと思います。私も父の夢を押し付けられて本当に辛く、悲しかったです。そして毒親の世代間ループによって私と父は同士になったのです。父のことを責めるようなことは今後したくないですが、もう関わろうとは思いません。むしろ自分の思い通りにならない娘と物理的に距離がとれて心底安心したのではないかと思っています。

私はこの本を読んで多くの気づきを得ることができました。ご興味ある方は是非読んでみてください。



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